どうもガチろっくんです。
2015年が始まって2週間余り、和歌山の下津港へようやく今年の初釣りに行って来ました。
タイトルから推測できるかもしれませんが、記事に書いてブログにアップするのを躊躇わせるような釣行内容でした。
それでも一応、2015年度の初釣行ですので、へこむ気持ちを奮い立たせペンを取りました。
下津港はもともとそれほど釣り人が多くない釣り場なのですが、年が明けてからの冬の時期は更に釣行者も少なく、難しい釣りを余儀なくされるケースが多いです。
ただ、それでも同じ場所へ釣りに行かれる人もいると思うので、何かしらかの参考までになればと思い釣行記録に残しておきます。
それでは、早速・・・
和歌山下津港は釣り人を寄せ付けず、混雑しない釣り場!?
【釣 行】
2015年 1月 18日(日) 14:30~17:00
場所:下津港 住友大阪セメント裏
天気:曇り時々晴れ
潮 :中潮
初釣りはやっぱりホーム【下津港】へ!!
昼前に弟君の家へ行く用事があったので、用事が終わったその足で高速を飛ばし、和歌山へ向かった。
目的は2015年の初釣りだ。
特に釣り場は決めていなかったが、まあ『初釣りはホームの下津港にするか。』と自然の流れで決定だ。
下津港は釣果情報も得られない、実際に釣果を出すのも難しい釣り場だが、いつ何時に行ってもほぼ確実に空いているというメリットはある。
もちろんシーズン中の連休など混雑する時期や時間帯もあるにはあるが、混雑の度合いが大阪近郊とは雲泥の差があり、20年来ポイントへ入れなかったことは一度もない。
先日の釣行の際に残ったオキアミと大粒アミエビを持って帰り冷凍していたものがあった。
当日はこれを持参していたので、釣法も自然と近投での【カゴ釣り】での五目狙いに決定した。
まだこの時期なら、ギリギリ釣果も何とかなるか・・・と安易な考えで、痛い目を見続けているホームへ向かった。
阪和道の泉佐野料金所だが、この時点で時間はすでに13:30だ。
釣り場に着く頃だと14:30になるだろうか。
夜釣りの準備はしていないので、勝負時間は実質2時間程度だろう。
この時点で既に嫌な予感がするも、この日の満潮は15:40なので少しばかりの期待感はあった。
【紀の国屋 下津店】に到着。
アミエビ大620円とアオイソメ300円だけを追加購入した。
釣り人が少ないのか、アミエビも大小を各1個ずつを解かしてあるだけであった。
購入後にすかさず、女将さんが新たに大1個を解かし始めた。
ネガティブな返答だったら嫌なので、この日はあえて女将さんに、下津港での近日中の釣果を聞かなかった。
下津港 各釣り場の様子を見て愕然!!
下津港の住友大阪セメント裏に到着したのは予定通り14:30だった。
さっと周囲の釣果を見て回るつもりが、それどころじゃあなさそうだ。
いくら釣り人の少ない釣り場でも、今日のような穏やかな釣り日和に、ここまで人がいないのは珍しい。
以下、遠目に写真に収めたこの日の下津港の様子
ここはテトラポッドの上を歩いて先端まで行く必要がある。
テトラ前は浅く、いつも先端に数人が入っているだけだ。
この日の釣り人:1人
人がいる場合は、大体は桟橋の左右に釣り座を構える釣り人が多い。
特に桟橋右側には、いつも常連の紀州釣り師が釣り座を構えているが、さすがに冬場なのでそれもない。
しかしながら、まさかのゼロ・・・
この日の釣り人:0人
この辺りでは人気のポイントとなる沖山のマンション裏のポイント。
小さな波止だけに多くの釣り人は乗れないが、先端付近は必ずと言っていい程、釣り人が入っている。
この日はなぜか内向きで釣りをしているようだ。
この日の釣り人:1人
対岸にある大崎の白灯は崖を下らないと、たどり着けないポイントなので、ほぼ常連さんのポイントと言っていい。
向う岸で、ハッキリと見えない為、ズーム写真に収め、家に帰ってから拡大して確認したが、誰もいなかった。
この日の釣り人:0人
行き掛けに確認した牛が首港湾内にも釣り人はいなかったと思うので、これだけの範囲の釣り場で、なんとこの時間の釣り人合計2人。
この日はこの時期にしては風も弱く、海も穏やかな方だった。
にもかかわらず、これだけ人を寄せ付けない釣り場って・・・
住友大阪セメント裏の桟橋前で釣り開始
これだけ人がいないということは、遠投してもアジは見込みがないと判断し、桟橋前の橋脚間で予定通り五目釣りを目論むことにした。
それにしても、繰り返すが、風も波も穏やかで、冬場にしては数少ない釣り日和だ。
足元の石畳は水没しており、桟橋の橋脚上部まで潮が上がっているので、タイミングは満潮前だ。
遠投は必要ないので、アミエビの使用にすいこみバケツを使っても良かったが、この日は直にカゴ詰めした。
エサは取りあえず、オキアミとアオイソメを試すことにする。
アタリはあるも、獲物は・・・
カゴ釣りを始めると、すぐさまアタリが来た。
2回ほど素針を引かされたので、いつものエサ取りかと思っていたが…
期待を裏切らずに、やっぱりエサ取りのベラだ。
『まあまだベラならマシな方か』と思ったのも束の間、チヌ針2号を綺麗に飲み込んでるがな!
獲物も小さいが、口はもっと小さいので、針外しを通すのも一苦労だ。
この後もベラが2匹続いたので、棚を底一杯に合わせることにする。
このことで、少しだけウキを流せる時間が取れるようになった。
で、予定通り狙いの一匹をゲット!
ギリギリお土産になるサイズのガシラだが、まあこの際、サイズまでは贅沢を言えないだろう。
取りあえずこの時点で、初釣りでのボウズは逃れたので良しと考えていた。
ところが、少し安心して油断が生じたか、この後すぐに根掛かりさせてしまった。
この場所は階段状の落ち込みになっていて、少しでも手前にポイントを外すとすぐに根掛かりになる。
案の上根掛かりさせてしまうが、、この日使用していたハリスは、初売りで購入したシーガー グランドマックスFX 60m 1.75号という最強ハリスで、根掛かりも簡単には切れてくれない。
その結果、1.75号のハリスではなく、なんとナイロン道糸4号が切れてしまった。
しかもあろうことかスイベルとの結束部分ではなく、ウキ止めよりも上部からまともに切断(高切れ)!
『恐るべし【Seagur GrandMax FX 】』・・・って感心してる場合じゃない!!
何とかお気に入りのウキである【秋桜10号】を回収したい。
・・・が、一向にウキは波止辺へ寄ってくる気配がなく、ただただ同じ場所を漂っている。
因みに【Seagur GrandMax FX 1.75号】を安く入手した際の記事はコチラ
哀れ、お気に入りの秋桜10号が漂っている横で、新たに作り直した仕掛けを流すことになった。
この頃にはすでに満潮になり、潮がほとんど動かずに、ずいぶん長い間同じ場所を漂っていた。
ウキ取りパラソルを持って来ていればすぐに回収できたのだが、この日は軽装備でやって来たのでタモすら持って来ていない。
因みにウキ取りパラソルというのは、上図のような釣り道具で、仕掛けの高切れなどでウキを回収できなくなった時に、レスキューできる便利グッズだ。
カゴ釣りをする釣り人さんなら、使用するウキやカゴの値段が高いので、回収するために所有している人も多い。
あと、夜釣りで太刀魚などをしていると、電気ウキが流れてくることも多いのだが、これを持っていれば拾い得をすることもある。
この便利グッズをご存知なければ、調べてみてはいかがでしょうか。
話が少し逸れたが、丁度このタイミングくらいで、ようやく追加の釣り人であるオジサン3人組がやって来た。
そのうちの一人が声を掛けてきたのだが、その時にウキに気付き、『あれ、飛ばしちゃったウキですか?』と。
実はこの話にはまだ続きがあるのだが、後ほど書くことにする。
その後も釣りを続けていると、今度は厄介な相手を呼び寄せてしまったらしい。
まあ、フグも釣れなきゃ、調子のバロメータにもならないのだが、ここからしばらくこ奴らの猛攻が止まらない。
しばらくは、フグ、フグ、フグが立て続けに上がってきた。
夕暮れは近づくが、やはりアジは姿を見せない。
そうこうしているうちに、桟橋左側で遠投カゴを行っていたオジサンがコチラにやって来て、「さっきのウキですか?」と・・・
なんと【秋桜10号】は数十メートル離れたオジサンの足元に流れ着き、タモで回収してくれたのだ。
回収するだけでなく、わざわざ届けてくれるなんて、ホントに有難いことだ。
当然お礼は言ったが、改めてオジサンに感謝の意を伝えたかったので、こうして記事に書くことにした。
改めて「ありがとう、オジサン、お気に入りのウキを回収してくれて!!」
因みにこの時点でのオジサンの釣果は、ベラ1匹にアイナメ1匹だけだったようだ。
他の2人のオジサンは桟橋右側で、同じように遠投カゴをしていたが、まだ何もヒットさせていない状況のようだ。
管理人はその後も少し釣り続けたが、ベラ1匹と終了間際にカサゴ(ガシラ)1匹を追加しただけ。
この釣果だと全てリリースして帰路に着くのが通常だが、初釣りでボウズだったと帰るのも嫌だったので、ガシラ2匹だけ持って帰ることにした。
下津港での初釣り釣果
【本日の釣果】
カサゴ(ガシラ):2匹(16cm前後)
フグ:5匹(15cmまで)
イソベラ:4匹(18cmまで)
下津港まで往復で3時間かけて、高い高速料金を払い、2時間半の短い釣行で納竿となった。
釣果が良ければこれでも納得できるんだろうが、ガシラ2匹だけじゃあ割に合わない。
更に帰ると奥方様から「なんでこんな小さいの2匹だけ持って帰ってきたの!?」と攻められるし・・・
ガチろっくんの【2015年度初釣り】は踏んだり蹴ったりの結果に終えました。
これまで相当通い続けた【下津港 住友大阪セメント裏】だが・・・本来この時期でカサゴ(ガシラ)狙いなら、20cmオーバー混じりで二桁は十分狙えた釣り場のはずなんだけど・・・!?
なんか来るたびに、『近年はホント易しくない(優しくない)釣り場になったなぁ・・・』と感じることが多い。
まあ、それでも管理人にとってはホームと言えるほど通った釣り場、懲りずにまた行っちゃうんですがね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして。
下津港にエギングに行こうと思っているのですが、アオリイカは釣れるのでしょうか?
白灯台の方は少し危なそうなので予定には入れておりません。
マンション裏に行こうと思っているのですが、駐車場はありますか?
質問ばかりで申し訳ありません。
宜しくお願い致します。
こんばんわ。
下津港でアオリイカが釣れるのは、大崎の白灯台付近(危なそうと言っている灯台のことかな?)と牛ヶ首の小磯のある赤灯台付近ではないでしょうか。
住友大阪裏やマンション裏でアオリを釣っているのは見かけたことがないですね。
私はアオリもやりますが、下津では試したことがないのでもちろん釣れないとは言い切れませんが。
あと、マンション裏に駐車場はありませんが、路駐になりますが道は比較的広く、ちょうどマンションの向かい側あたりに駐車スペースがあってよく止まっています。
ただ、迷惑駐車になってはいけないので、私は住友大阪を超えてすぐの海沿いにスペースがあるので、マンションに行っていた時はコチラに停めて歩いていました。
ちなみに下津港も長いこと行っていないので、以前と変わっていたらご勘弁を。
それでは、良きフィッシングライフを!