どうもガチろっくんです。
珍しく11月23日、24日と連日で釣りに出掛けましたが、11月23日の釣行記事が非常に長く2回に分けて投稿することになったこともあり、今回は少し遅れての釣行記録配信となります。
すでに12月に入り寒い日が続くようになったため、釣行時の釣り場の状況も変わっているかもしれませんが、何かしら参考になれば幸いです。
さて、前置きはこのあたりにして、今回は管理人の釣り人生、第三のホームとも言える和歌山の下津港への釣行です。
両親との同行でカゴ釣り・サビキ釣り・紀州釣りなど行ってきましたが、果たして下津港での釣り、その釣果やいかに・・・
和歌山下津港 カゴ釣り・サビキ・紀州釣りで五目釣り
【釣行】
2014年 11月 24日(月) 12:00~17:00
場所:下津港 住友大阪セメント裏
天気:秋晴れ
潮 :中潮
我らがホーム和歌山北部にある【下津港】へ!!
今日も管理人の両親と一緒に、息子(若君)を連れての釣行だ。
向かう釣り場は既に決まっており、管理人だけでなく、管理人の両親にとってもホームと呼べる和歌山北部にある下津港だ。
10:30、我が姫君の見送りのもといざ出発!!
この日はいつものフィッシングマックス泉大津店に寄らず、高速で最寄りのインターから海南まで直行だ。
上の写真は和歌山県に差し掛かった辺りだが、さすがにこの辺りはまだ暖かい為か、紅葉の具合はイマイチだ。
海南で高速を降り、42号線を南へと走る。
途中下津にあるコンビニで弁当を購入したのだが、この時店を出てふと向かいの小山に目が行くと、次のような光景が・・・
少しデジカメのズームが不足しているが、山間に鮮やかなオレンジのみかんが実を付けているのが伺える。
山間に鮮やかなオレンジのみかんが実を付けているのを発見し、しばし親父殿とみかん談義に。
そして何の偶然か・・・この日の夜遅くには弟君がやってきて、『南紀へ行ったお土産や!』と言って有田みかんを3kgほど持って来てくれた。
この写真を撮っていた時は、「なんで一家が皆揃いも揃って和歌山に行ってんねん!!」とか、「なんで皆揃ってそないみかんに気を惹かれてんねん!!」などと笑い話になるとは思いもしなかった。
下津港 住友大阪セメント裏に到着
みかん畑をしばし眺めた後、さらに車を南に走らせ、途中コスモで給油した後、【紀の国屋 下津店】でエサを購入するために立ち寄った。
今日の【お袋様の予定は飛ばしサビキ】、【若君・管理人コンビはカゴ釣り】の予定だ。
そして【親父殿は久しぶりに紀州釣り】でもするかと言い出した。
手投げで桟橋の間の狙いだから、最近の下津だと『ダメなんじゃあないの?』と管理人は思いつつ、一度言い出したら何を言っても無駄なのは分かっているのでで、黙っていることにする。
ちなみに紀の国屋では、カゴ釣りの遠投でトツカがポツポツ上がっているという情報を得た。
本日の釣り場である下津港にある住友大阪セメント裏の桟橋前へ到着した。
確認し辛いが、桟橋間にシラスが湧いているのが見える。
ここは夏の終わりに友人と来た際に、エサ取りの猛攻に会い、ボウズを食らった釣り場だ。
その時の釣行記事はコチラ
エサ取りの存在は年々酷くなっているが、数だけでなく、種類まで増える始末・・・暑い時期は易しくない釣り場である。
さあ果たして、11月とはいえまだまだ暖かい今年の秋はどんな感じか・・・
紀の国屋で購入したアミエビ。
サイズは中(2kg?)で400円だったかなぁ・・・?
お袋様の飛ばしサビキ用として吸い込みバケツに半分を溶かし込み、楽して釣りが出来るようにした。
若君・管理人のコンビはカゴ釣りの1本針仕掛けなので、直接カゴに詰め込みやすいように金ざるを使用した。
これで余計な水分が除かれ、扱いが随分楽になる。
ちなみに紀の国屋のアミエビは国産品で、なかなか質も良く、プロテアーゼ活性阻害剤が良く効いているせいか変色しにくい。
値段もリーズナブルで管理人もおすすめできるアミエビである。
なお、アミエビについては、管理人が過去に記事にしたもので、検索ランキングでも上位に挙がった人気の記事があるで、時間があればぜひ一読下さい。
アミエビの品質について
更にこの日は刺しエサとして【大粒アミエビ】も購入した。
この商品は280円だ。
あまり大きな針を使う場合は、使用するのが難しいが、青物や小物釣りには、抜群の食いの良さを誇る刺しエサだ。
紀州釣りをする親父殿は、既に配合済のダンゴヌカを購入した。
1袋(4kg?)で500円弱だったような・・・レシートもらえば良かったな。
この日はアミエビや追加の配合餌などは使わずに、売っているものをそのまま使用していた。
まあ、エサ取りが多いのが予想されるし、下手に集魚力を増やす必要もなかいかな。
紀州釣りの刺しエサはオキアミを用意した。
これは前日の大阪汐見埠頭へ出掛けた際に使ったものの残り。
半分は未開封、もう半分は途中まで使っているが、あんまり多く残ったので、ジップロックに入れて持って帰ったものを再度使用した。
カゴ釣り・サビキ釣り・紀州釣り - 各々が好き勝手に釣り開始 –
釣り場に着くと、各々が思い思いの仕掛けで、自分が良く知ったポイントで釣りを開始する。
季節によって釣れる魚は変わるが、皆がそれぞれ何となくどこでどのような釣りをすれば結果が出やすいのかを知っている。
お袋様は桟橋左横で飛ばしサビキを開始した。
写真は親父殿が仕掛けをしてから、まず第一投をほり込んだところ。
トツカをヒットさせるには、少なくとも20m~30m程度は投げる必要がある。
オモリ負荷10号でも十分可能な距離だ。
2投目か3投目で早くもアタリがあった。
上がってきたのは、この日最初のアジだ。
タナは4ヒロ程度と決して浅くはないが、このポイントで飛ばしサビキをする場合の標準だ。
時期的に日中にアジは難しいかと思っていたが、幸先の良いスタートで、この後、立て続けに2匹追加された。
ところがこのすぐ後に、桟橋に仕掛けを引っ掛けてしまい、道糸からブレイクさせてしまった。
そして仕掛けを一から作り直している間に、アジの群れは去ってしまったのか、アタリはピタリと止まってしまった。
次にウチの若君だが、桟橋左横から少し離れた位置でカゴ釣り1本針仕掛けで釣りを開始した。
トツカとチヌをターゲットにしたものだが、釣り竿が短いために、ハリスが1ヒロでも扱い難い。
仕掛け投入は管理人が行い、お袋様同様に25m先でアタリを待つ。
若君の仕掛けはこんな感じだ。
カゴ天秤は管理人の自作品だが、5分で作れる簡単な仕様の割には、絡みも無く、良く出来ている。
道糸ナイロン4号、飛ばしウキ10号、チヌ針1号にフロロ1.7号を1ヒロとった。
棚は5ヒロとお袋様より少し深くし、底付近を狙う。
これまた3投ほど投げたところで、ウキが消し込まれていった。
隣のお袋様がアジをヒットさせているのを目の当りにしていたので、アジだろうと思っていたら・・・
犯人はフグ・・・嫌な予感がする。
それでも若君にとっては、嬉しいこの日最初のヒットなので良しとしよう。
そして嫌な予感は現実のものとなり、若君だけでなく仕掛けを作り直したお袋様も、それぞれエサ取りの猛攻に悩まされる。
底付近はフグが多いようで、少し浮かすとスズメダイが食ってきた。
今年はまだ暖かいから、エサ取りもまだまだ活発なようだ。
まずまずのサイズのチャリコも上がってきたが、持ち帰るには少しサイズが足りない。
お袋様と若君がエサ取りに悩まされている時、ふと桟橋の橋脚間で紀州釣りをしていた親父殿の方を見ると、何やら大きく竿を曲げているではないか!?
始めは根掛かりだろうと見ていたが、どうやらリールを巻いている。
タモは管理人の傍に置いてあるのだが、「お~い、タモおくれっ!」と来るはずの要請が来ない。
親父殿の方へ向かって歩き始めると、「やっぱり、タコやっ!」と言って、一気にぶっこ抜いた!
ここ(桟橋橋脚間)で紀州釣りをするとホントに良くタコが釣れる。
どうだろう・・・2回来れば、1回はヒットする位の確率じゃあないかな?
サイズは200g~500g位までなので、大きなものは釣れないが、十分良いお土産になりとてもウマイ。
ただ、チヌ竿は柔らかいので、サイズが大きいと底に張り付かれて上がってこないことの方が多いが(今回もはじめに竿を曲げていたのは、根に張り付いていたせいだ)。
しかし残念ながら、親父殿の活躍はこれにて終了。
この後、チヌはおろか、まともな獲物をゲットすることも無かった・・・
そして一人離れて釣りをしていたので、釣りをしている光景の写真すら撮っていなかった。
再度、お袋様のフグでワンショット。
因みに、このフグは20cmオーバーだ。
そして近所で釣りをしていた地元のオジサンが、このフグを欲しいということだったので、釣れたタイミングでその場にいた時に2匹献上した。
どうするのか聞いたら、なんでも船上コックをしていたらしく、調理はお手の物で、すごく美味しいらしい。
我々には単なる毒のある魚なのに・・・
この後、更にお袋様は良型のアジ(マルアジ)を見事に仕留める。
立て続けに釣れる魚でもなく、結局1匹だけに終わったが、一応結果を残すところがお袋様のスゴイところだ。
う~ん・・・どう考えても若君を除く3人の中で一番の素人なのに・・・いつも良いトコロは持っていかれる!?
本日の釣りも終盤になるが、若君がエサ取りに苦しんで苦しんで、ようやくゲットしたのがカワハギ。
まあ、フグのハリス切れで針をひたすら結び直してばかりさせられたのは、管理人なのだが。
若君のまともな釣果はこれにて終了。
因みにこの後も含めて、20cmクラスのフグを3匹も釣り上げており、まずまず楽しめはしたようだ。
しかし本人はしきりに「なんで魚が釣れないかなぁ・・・」とぼやいていた!?
どうやらフグが空気を吸い込んで大きく膨らむのを見て、更にいくら釣ってもリリースしてしまうので、『フグは魚じゃない』という変な認識を持ってしまっていたようだ。
そしてこの日最後の獲物もお袋様がゲットする。
釣れたのは20cm弱の木っ端グレだった。
サイズもさることながら、持って帰ってもウチの奥方様も喜ばないので、これは放流することにした。
お袋様のアジに始まり、お袋様のグレに終わる一日・・・この日の竿頭は文句なしにお袋様ということになった。
記事の途中での良型のアジ(マルアジ)の写真が無かった件だが・・・帰りの車中で撮った写真を見ていたら、この写真が無いのに気付いたので、家に帰って定規を当てて追加で写真に収めた。
サイズは25cmだから、もうひと踏ん張り欲しかったところ。
うまくいけば25cm~30cmのトツカが5本位は狙えるポイントだが、残念ながらこの日はマルアジだけ・・・でも味は申し分なかった。
本日の下津港での釣果
お持ち帰り
アジ:3匹(13cm~16cm)
アジ(マルアジ):1匹(25cm)
チャリコ:1匹(16cm)
カワハギ:15cm
タコ:350g
リリース
フグ:10匹~15匹(うち5匹は20cmクラス)
スズメダイ(オセン):5匹(10cm前後)
木っ端グレ:18cm
全体的にポツポツと種類だけは釣れたが、サイズがまだまだ小さかった印象だ。
そしてアジの群れは結局夕方も周ってこず、良型も一匹だけ・・・これがもう少し数上がれば嬉しいのだが。
また、時折竿を曲げ期待をさせるも、犯人は20cmクラスのフグ!
夏場と違いウリボウは姿を消し、オセンの数は激減したが、フグはまだまだ健在のようだ。
そしてどういう訳か、ここのフグはびっくりする位大きいのが釣れてくる。
また、桟橋の橋脚間で頑張った親父殿の紀州釣りは・・・予想通り厳しい戦いだった。
エサ取りに苦労し、まともに上がってきたのはタコだけ。
途中一度だけ竿を大きく曲げ締め込んだが、これまた犯人は25cmはあろうかという大フグ!!(ハリス切れしたけどね。)
やっぱり【住友大阪セメント裏】での紀州釣りは、桟橋横からの遠投でないと、なかなか釣果を上げるのは難しい。
実はこれから寒くなるシーズン、桟橋の橋脚間でカゴ釣りをすれば、まずまずのサイズのカサゴ(ガシラ)が釣れ始める。
ただし、以前の釣行時のブログにも書いたが、ここでのカゴ釣りは、桟橋の高さと足場の高さが同じであるためサイドスローの技術と慣れ(思い切り)が必要であり、ウキを橋脚間にコントロールするのには困難を極める。
それ故、人があまり寄り付かず好ポイントに!!
腕に自信のある人は、是非とも挑戦してみて欲しい。
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コメント
コメント一覧 (2件)
そのアジはトツカじゃなくて、丸アジですね。
トツカは平アジなんでもうすこし幅広です。
これからもブログ楽しみにしてます。
コメント有難うございます。
トツカはヒラアジのことだったのですか・・・
昔25cm~30cm程のアジを下津で釣っていた時に、地のオジサンから「おっ、トツカやな」と言われたのを聞いて以来、和歌山や淡路界隈で釣れる居着きのアジ(ヒラアジ、マルアジ問わず)の事をトツカというのだと思っていました。
また、ブログを見て下さって、間違いに気付かれたら、教えて頂ければ幸いです。
ヽ(*´□`*)ッ ありがとう!!