穴釣りはカサゴ(ガシラ)やメバル、アイナメ、時には高級魚アコウなどの根魚(ロックフィッシュ)を、手軽に釣り上げることができる釣法です。
それにもかかわらず、この釣り方ではロッドやリール、仕掛けなど、穴釣りに特化したタックルの種類は、それほど多く販売されていません。
穴釣りのメインポイントがテトラポッド帯ということで、ファミリーフィッシングには向かず、純粋に穴釣りだけを楽しみに来るユーザーはそう多くないことを考えれば致し方ないことでしょう。
当サイトでは、管理人自身が大の穴釣り好きと言うこともあり、そんなニッチな穴釣りについて、釣り方はもちろん、タックルや仕掛け、様々なテクニックについて、これまで幾つもの記事で紹介してきました。
ここではタックルのメインであるリールについて、穴釣りに最適なリールとして求められる要件と、お勧めのリールについて紹介します。
穴釣りに限ったことではありませんが、リールは釣りの利便性を向上させるだけでなく、釣果にも影響を及ぼすタックルなので、是非とも自分の釣りに合ったものを見つけて下さい。
【極めタックル】穴釣りには小型の両軸リールがおすすめ
これまで、穴釣りではベイトリールやスピニングリールも含めて、様々なリールを使用してきましたが、穴釣りは特異的な釣り方だけに、使い勝手の良し悪しはハッキリしていました。
結論から先に言うと、穴釣り用リールとしてはコストも含めたトータルパフォーマンスの高さで、小型両軸リールに勝るものはないと感じています。
当サイトで登場してきた穴釣りタックルの一例
ブログを開設して以降、穴釣り釣行についても数多く掲載してきた当サイトですが、上記の写真は過去に登場してきた両軸リールを使ったタックルの一例です(右上のViking ST44のみ片軸リールです)。
安価なもの、定番のもの、ゲーム性の高いものなど新旧様々な両軸リール達ですが、いずれも管理人にとっては歴戦の盟友ともいえる存在です。
前述の結論から、近年ではスピニングリールやキャスティング性能を持つベイトリール(ベイトキャスティングリール)は使用していませんが、その点については次項でその理由を紹介します。
穴釣りでの使用において、パフォーマンスの高さで両軸リールに勝るものはないという、まずは、その根拠となる穴釣り用リールに求められる要件を纏めてみましょう。
穴釣り用リールに求められる要件と性能
海釣りでは非常に多くの釣り方(釣法)が存在しますが、各々の釣法に応じて、リールに求められる性能は変わってきます。
ここでは穴釣り用のリールに求められる要件のうち、重要度の高いものをいくつか書き出してみます。
穴釣りに適したリールの特徴と特性
まず何を置いても、穴釣りに求められるリールの特徴と特性を理解しておく必要があります。
その中でもリールの形状は最も重要な特徴と言えますが、リールの種類はその形状から、大きく分けてスピニングリールとベイトリールの2種類に別れます。
それぞれに長所短所がありますが、穴釣りにはベイトリールが適しています。
スピニングリールは仕掛けを足元の穴へ落とし込む際に、ベールを上げる操作や戻す操作が必要になり、頻繁に仕掛けの上げ下げを行う縦の釣りとなる穴釣りには不向きです。
ベールの上げ下げを行うには両手が必要となり、さらに糸の出をコントロールし辛く、操作性に難ありと言わざるを得ません。
また、テトラに限らず穴という狭いフィールドで、力のあるロックフィッシュを相手にするのに遊びは禁物で、巻き取りパワーの差による取り込み性能を考えれば、ベイトリールが一歩も二歩も優れています。
まだ他にも、以下の章で示す要素を考慮した際に、スピニングリールには幾つかのマイナス点がありますが、逆にスピニングリールをお勧めできる要素は何一つないと言っても過言ではありません。
次にベイトリールといえば、ベイトキャスティングリールの略称であり、ルアーフィッシングが台頭している最近では、一般的には仕掛けをキャスティングできるリールとなっています。
ただ、穴釣りにキャスティング性能は必要でしょうか?・・・答えは『否』ですね。
穴釣りでのフィールドは、テトラポッドや石畳、岩の割れ目など、自分の立っているすぐ足下がポイントとなるシーンが多く、それゆえキャスティング機能を必要としません。
ベイトリールは両軸リール(スプールを両側から支える機構)の中の一種ですが、最近ではキャスティング性能を持たないベイトリールのことを、両軸リールと呼ぶことが多くなりました。
それに因んで、ここでは【キャスティング性能を備えていないベイトリール】を、呼び名が長いので簡易的に【両軸リール】と表現させて頂きます。
もともと両軸リールは船釣りやボート釣りに欠かせないタックルですが、仕掛けの上げ下げ(仕掛けの落下と巻き取り)を行うことに特化した釣りにおいて、その扱い易さは群を抜いています。
沖と穴、釣り場は全く異なりますが、リールの扱い方は同じであり、余計な機能を省いたシンプルな両軸リールが、穴釣りに最も適したリールであると言えます。
余計な機能を省いたシンプルな両軸リールという部分は、次章の内容で紹介していきましょう。
穴釣りリールに必要な性能と機能性
穴釣りで使うリールは、リールの性能よりも、どちらかといえば機能性の方が重要な要素となります。
穴釣りは座して行う釣りではなく、基本的にはフットワークの釣りと言えます。
穴釣りは次々とポイントを渡り歩き、ロックフィッシュの住み処を探りながら釣っていく【探り釣り】の1種です。
それゆえ、ロッドとリールは手持ち状態が続くことから、負担を感じずに快適に釣りを続けるには、軽量タックルであることが最重要です。
この辺りのことについては、以下の記事でも詳しく紹介しています
すなわち、穴釣りでは1m~1.5m程度の軽量かつコンパクトなロッドを使用するのが一般的ですが、これに見合った小型で軽量のリールがより適切な組み合わせとなります。
本格的な船釣りに使えるほどの素晴らしい性能を持ったベイトリールであっても、100g程度の軽量短竿に300gもあるような大きな両軸リールでは、バランスが悪くて、とても使えるような代物ではありません。
ここで性能についての条件にも触れますが、穴釣りで使うリールを選ぶ際には、必要な性能を考えるのではなく、むしろ不要な性能を省くことに焦点を当てた方が良いでしょう。
すなわち、キャスティング性能不要、ドラグ性能不要、許容耐力3kg以上は不要、十分な糸巻き量も巻上げ長も不要・・・といった具合に考えてみましょう。
リールの製造に使用される材質も重要ですが、余計な性能を多く省くことで、リールはより小型で軽量なものを選択することが可能です。
特徴と特性の章の最後にも書きましたが、余計な機能を省いたシンプルな両軸リールで、更にいうと、小型で軽量を極めたリールこそが穴釣り用のリールとして求められる機能性ということなります。
穴釣りのリールに求められる頑健性
この釣りの最も大きな悩みとして、根掛かりの多さが挙げられますが、他のどのような釣りと比較しても、根掛かりが圧倒的に多い釣りです。
根掛かりする度に、いちいちラインを手で手繰るような、そんな上品なことはしていられません。
それゆえ、穴釣り用のリールには頑健性の高さ、すなわち丈夫であるという事も重要な要素であり、この点においても両軸リールは他のリールを圧倒します。
先にパワー重視の面でスピニングリールは不向きと書きましたが、ラインがベールを通るスピニングリールでは直接パワーが伝わりにくいのはお分かり頂けるかと思います。
なお、小型の両軸リールといっても安価なものから高額のものまで、様々な種類の製品が販売されています。
ただ、ブランド力のあるダイワやシマノなどの有名メーカー製のリールと比べ、安価で販売されている無ブランドの小型両軸リールが最も劣っている部分は、この頑健性であるかもしれません。
もちろん有名メーカー製のリールは、ライントラブルなどが起こりにくいという機能対処もなされており、頑健性ではこの点も含めた評価が必要となります。
ベイトリールの中での小型両軸リールのコストパフォーマンス
そして最後は、やはりコストパフォーマンスの高さが気になるところです。
穴釣りでは安値で販売されている無ブランドのリールでも、上手く使えば十分に用を成すことができます。
ただ、管理人の経験上、安物の両軸リールは置き竿での岩との接触で外面塗装はあっという間に剥がれて見窄らしくなります。
また、使っているステンレスの材質が悪いため、メンテナンスを怠ると錆びつきやすいという難点もあります。
次に根掛かりを中心としてリールに大きな負荷が繰り返されることで、巻き取り機構にガタツキが生じてきますが、これは使っていると避けようがありません。
さらにスプールと軸受との間の糸噛みなどのトラブルが発生すれば、もう釣りどころではありません。
安かろう性能悪かろうでは、折角の獲物を掛ける機会や、うまく取り込む機会を逃します。
安かろう弱かろうでは、ちょっとしたアクシデントで破損し、新しいものを再購入する羽目になれば、まさに安物買いの銭失いに終わります。
安かろう格好悪かろうでは、ただでさえ短竿に小型リールという事で見栄えはイマイチなのに、長く愛用していく気になれないかもしれません。
いくらコストが安くても、最低限のパフォーマンスレベルでは、コスパが高い製品であるとは言えません。
穴釣りに高価な釣り竿やリールは必要ありませんが、安くてもそれを感じさせないパフォーマンスを求めたいのは、皆さんの共通の認識です。
それでは、ここまでで紹介した穴釣り用リールの特徴と特性、機能性と性能、頑健性、そしてコストパフォーマンスも含めて、管理人自身が使用しているものを含めて、おすすめのリールを紹介したいと思います。
穴釣りにイチオシのおすすめリール
これまで説明してきた要件をすべて満たした、穴釣りにおすすめのリール2点について紹介します。
実は穴釣りで使用するリールの中には、今も昔も変わらず、長い間釣り人から支持され、愛用されているリールがあります。
Daiwa(ダイワ)の【Coronet(コロネット)】とShimano (シマノ)の【Demi(デミ)】と呼ばれる小型の両軸リールです。
いずれも海釣りに特化したリールという訳ではありませんが、お互い同士がライバルとも言えるべき存在で、長きにわたって姿を変え、性能を上げ、切磋琢磨しながら釣り人を魅了してきました。
【Super Coronet】 VS 【Club Demi】
写真はコロネットとデミの現行モデル(2017年6月現在)で、スーパーコロネットとクラブデミという名称です。
お互い切磋琢磨射つつ、競うようにカスタマイズが繰り返されいるので、今後もバージョンアップされていくと思います。
最新モデルでは2020年9月に、ダイワ製が【CORONETⅡ(コロネットⅡ)】として新モデルがデビューしました。
いずれのリールも、名目上はワカサギ釣りやチヌの筏釣り(掛かり釣り)での使用をメインとした両軸リールですが、ここで紹介する穴釣りを始め、水面までの高さのない防波堤での際釣りや、浅瀬での船釣り(ボート釣り)としても使い勝手の良いリールとなっています。
コロネットとデミには新旧合わせると、幾つものタイプが存在しますが、ここでは穴釣りでのおすすめ製品として、現在の販売製品の中で最も適した【CoronetⅡ(コロネットⅡ)】と【Club Demi(クラブデミ)】について紹介します。
Daiwa(ダイワ) CORONETⅡ(コロネットⅡ)
小型で愛らしい外見ながらも、コストに見合あった高級感を併せ持つリールです。
以下に、メーカーからの製品に対する謳い文句を記載しておきます。
- 巻上げが速いHiギア仕様
- ダブルハンドル仕様
- ワンタッチスプール着脱
- 糸噛み防止機構
- ラインストッパー機能
- 右巻き、左巻き切換可能な左右両用RL方式
- ストッパー、クリック、フリーの3段式ON、OFF切換ストッパー
上記について、いくつか補足しておきます。
巻上げはギア比4.1、巻取り長さ41cmで、今回のモデルから咄嗟の合わせの後もすぐにノブを握り巻くことが可能な65mmダブルハンドル仕様になりましたね。
重要な機能に糸噛み防止機構がありますが、両軸リールの特性上、スプールと本体の間に糸が入り込みトラブルとなるケースがあります。
本製品と1,000円以下で販売されている安価な両軸リールとの決定的な違いは、この機構がしっかりしているという点です。
その他は読んで字の如くですが、管理人がメインで使用しているリール(コロネットⅡ」ではなくスーパーコロネットですが基本機能は同じです)ということもあるため、実用面についてはもう少し詳しく伝えておきましょう。
切り替えスイッチと調整ダイアル
図の青色が、スプールフリー調整ダイアルと呼ばれるもので、仕掛けやオモリの重量に合わせて締め付けを調整します。
簡単に言うとブレーキで、これにより仕掛けを投入した際の糸ふけを調整します。
赤色がクリックとストッパーと呼ばれる機能の切り替えスイッチで、釣行時にはこの部分が最も良く使う機能になります。
Rセット状態(右巻き状態)の場合で説明すると、スイッチを真ん中(CLICK)にセットすれば仕掛けの巻上げと送り出しの両方にハンドルが回り、左側(ON)にセットすればストッパーが掛かり巻上げ方向だけにしかハンドルが回らず、右側(OFF)にセットすればスプールはフリーになり巻上げ音や抵抗なく巻上げと送り出しの両方向に回るというものです。
実際に穴釣りで使用する際には、スプールをフリーにして、サミング状態(スプールに親指を当ててラインの出をコントロール)で使うことが多くなります。
そうすることで、3段式の切り替えストッパーを使わずに済むので、手返しが早くなりますが、そのぶん、ストッパーを掛けておくよりはテクニックを要し、油断は禁物となります。
クリック状態(逆回り可能な真ん中にセットした状態)は、置き竿をする場合に適切な抵抗に設定しておくことで、魚がラインを引っ張った際に『キリキリ』と音が出てラインが出ていきますので、アタリが感知できます。
穴釣りでの用途と言うよりは、際釣りなどでの用途がメインで、強い引き込みによって竿を引きずり込まれるといったことの防止にもなります。
単純明快な機能しか付いていませんので、自分のスタイルに合わせて使い易いように使用すれば良いでしょう。
なお、スパーコロネットではST-10RLというタイプの製品が標準サイズで、更に小型のST-5RLやST-7RLというタイプもありましたが、コロネットⅡでは、モデルが1つに絞られてしまいました。
糸巻き量以外はほぼ同性能で、穴釣りので使用であればコストメリットに分があるぶん、非常にコスパの高い製品でした。
もうすでに無くなっているかもしれませんが、スーパーコロネットのST-5RLやST-7RLが残っていたら、検討対象にされてるのも良いでしょう。
ダイワ(Daiwa) 穴釣り ベイトリール スーパーコロネット ST-5RL
ダイワ(Daiwa) 穴釣り ベイトリール スーパーコロネット ST-7RL
なお、コロネットⅡについての最新情報としては、2021年4月から5月にかけてカラーラインナップがスタンダードのブラックにレッド、オレンジ、イエローの3種類が追加され、合計4種類になりました。
近年の穴釣り人気の高まりで、タックルそのものにスタイリッシュ性も求められるようになってきており、そこをターゲットとしたメーカーの対応といえるでしょうか。
ジャッカルの派手なロッドのカラーに合わせたり、周囲との差別化を図るのであれば、カラー違いのリールを使うのも良いですね。
Club Demi(クラブデミ)
クラブデミは、外見、性能、機能、価格ともに先に紹介したコロネットとほぼ同一の製品となっています。
機能紹介は割愛しますが、先と同じように、メーカーの謳い文句を記載しておきます。
- カラフルな2色(ブルー、ブラウン)
- 使いやすさで選べる3タイプ
- ワンタッチスプール着脱システム
- 左右両用システム
- 糸カミ防止機構
- クリックアジャストスプールコントロールツマミ
- ラインホルダー
用語は若干異なりますが、書いてある事は同じで、強いて違いを上げるとすれば、ブラウンとブルーの2色が販売されている点と、ここには記載がありませんが、クラブデミには糸巻き量が最大3号100mのタイプがラインナップされています。
ただ、穴釣りでの使用に限定すれば、求められる要件で述べたように、大きな糸巻き量は不要な要素で、本体重量が増すことを考えると、必ずしも優位とは言えないでしょう。
ボート釣りを含めた少し水深のある釣り場での使用予定があれば、コストはそれほど変わらないのでタイプ15RLや20RLなどを選択するのも一考でしょう。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール クラブデミ 20RL
シマノ(SHIMANO) ベイトリール クラブデミ 15RL
再度記載しておきますが、ここで紹介したスーパーコロネットとクラブデミには、外見や性能、機能、コストにほとんど差がありません。
ダイワかシマノか、あなたが好きなメーカーで選ぶといった選択方法を取るというのでも良いのではないでしょうか。
有名メーカー製以外で安価な同等製品も販売されていますが、管理人としてはすでに記載したように、コストパフォーマンス面でのメリットを感じませんので、ここでお勧めすることはしません。
ただ、『とりあえず使えるのであれば安価な製品で穴釣りを経験してみたい』、あるいは、『どのような製品があるのか参考までに見ておきたい』という方もいらっしゃると思いますので、管理人が使ったこともある製品も含めて、以下にリンクだけ貼り付けておきます(在庫不足になると、急激に価格が上昇することがあるのでご注意下さい。本来は、実質1,000円前後のリールです)。
TAKAMIYA(タカミヤ) H.B concept 糸付小型リール パワーミニットII
逆に小型の両軸リールであっても、もっと高価で高性能なものも存在します。
ただ、性能と機能、あるいはコストパフォーマンスの章で記載しましたが、穴釣りに高価・高性能であるリールは必要ありません。
これらを紹介することは管理人の意図に反しますので、ここでの紹介は控えさせて頂きます。
スタイリッシュでゲーム性の高い穴釣り用リール
穴釣り用のリールの紹介の最後になりますが、以下はおすすめというのとは違った視点からの紹介になりますので、余談としてお楽しみ下さい。
ある程度穴釣りのテクニックに自信を持つ方の中には、単に獲物を釣り上げるだけでなく、いかに楽しく釣り上げるかを含めて、穴釣りにゲーム性を求められる方も少なくないでしょう。
自分自身で製作した短竿を使ったり、リールを改造したりして使う方も多くいらっしゃいます。
そういう意味合いに近いところで、管理人がお気に入りだったリールを一点だけ紹介しておきます。
お気に入りの穴釣りタックル
写真は今は亡き管理人の愛用のタックル、極光テトラDX 110HとDaiwa VIKING ST44の組み合わせですが、全体的な見た目は決してチープさを感じさせません。
VIKING ST44は筏用のリールで既に生産を終えていますが、後継機としてVIKING筏44が販売されており、改造例の多いST44も含めて根強い人気を誇っています。
『穴釣りに向くのか!?』と言われれば、サミングテクニックなしでは使い物にならず、使い勝手の良さでコロネットやクラブデミに敵うはずもありません。
ただし、鉄板の定番商品を使うのとは違った面白みや喜びがあります。
一言で表現してしまうと、『自己満足の世界』ですね。
ただ、そういった楽しみ方があるのもまた、釣りの醍醐味の一つではないでしょうか。
管理人の個人的な思いが強く入った内容ですので、あくまで余談としての紹介として受け止めてもらえれば幸いです。
以上で、穴釣り用リールの紹介を終わります。
もしあなたが今、穴釣り用リールをお探しなら、是非ともここで紹介した内容も含めてご検討下さい。
コロネットとデミは、大型の釣り具店へ行けば、間違いなく店頭に置いてあるでしょうから、実際に手に取って確認してみても良いでしょう。
あなたの穴釣りライフにおいて、長く付き合っていける良き相棒が見つかることを願っております!!
その他の穴釣り製品に関するおすすめ記事はコチラ
根魚(ロックフィッシュ)の穴釣りで有用なブラクリ仕掛けの種類
これから穴釣りを始めようと考えている方向けに、穴釣りタックル一式を纏めてお探しの方向けに、便利グッズも含めたおすすめタックルを1記事に纏め上げました
コメント
コメント一覧 (4件)
穴釣りではそうだよなって思いながら読みました。大人はこれでいいですよね。
子供たちはなんかちっちゃなリールが使いづらいようで、結局バスリールでやってますね。
いずれにしても、メンテしたりするのも楽しみになるので、ベイトは楽しいです。スピニングは味気ない?というか愛着が持てないところありますね。このページのリールは持っていませんが、今度店で見てみようと思います。
すみません、名前考えず打ってました。また紀伊国屋でニアミスを!
カゴ師さま
いつもコメント有難うございます。
当サイトは穴釣りの記事が結構多く、リールのお勧めについて聞かれることもあったので、今回遅まきながら商品紹介させて頂きました。
そうはいっても、記事の最後に余談で書いた『使い勝手を無視した自己満足』や、あるいは『自分が使い慣れたリールが一番』というのも正解だと思うんですよね。
釣りの楽しみ方も釣り人それぞれで考え方は違うと思いますので。
ここで紹介したリールは初心者さんを含め、万人に受け入れられやすいタイプのものですが、機会があれば釣り具店で触ってみてやって下さい。
因みにお子さんたちは、バス用のベイトリールを使いこなしているんですね・・・将来有望で羨ましい限りです。
うちのチビ助はまだスピニングでもうまくキャスト出来ない状態で、釣りそのものにあまり惹かれていないような感じです。
一緒に釣り場へ行っても、時合が来て釣れ始めるまでは、シートを引いて一人ゲームをしているような状況ですから・・・
自分が子供の頃のように、『親父と二人で釣りに出掛ける』という日は、やって来ないんじゃあないかと最近思い始め、少し寂しい気もしています。
ガチろっくん
返信、ありがとうございます。
リールは難しいですね。上を見たらきりがない・・・
いつのころからか、穴釣りには子供たちが自分でベイトを選んでいました。多分そういうことなんでしょう。落としている途中で食ってくるメバルも上げてます。だからこそ、このリールのブログに納得しました。
わが家は釣り物のない冬に大津の砂上場でキャスティングをすることも多く、そこで投げられるようになりました。ベイトも半分くらいは時間を割いてました。
お子さんも投げ始めたら面白くなってやるでしょう。とにかく連れて行ってれば、教えていませんが(糸の浪費はありましたが)何とかなりました(笑)
カゴ師さま
何度もご覧頂いて、ありがとう御座います。
子供との釣行機会は少ないですが、長い目で見て懲りずに連れていこうと思います。
梅雨で曖昧な天気が続きますが、良きフィッシングライフを\(^ω^)
ガチろっくん