どうも、ガチろっくんです。
【釣りのネタ帳】では【釣りの種類や状況に応じた釣り糸の使い分けを知る】という目的のもと、テーマを決めてシリーズものにしていくという試みに挑戦中です。
因みにシリーズへの試みに至った経緯をご存じない方は、宜しければコチラからどうぞ
今回はテーマ第5弾になります。
【基本的な釣り糸の結びの種類を知る】と題して、釣り入門時から必要とされるテクニックで、釣り糸の結び方の種類に焦点を当てた内容にしました。
特に今回はロックフィッシュを釣るのによく使われる『胴突き仕掛け』を作る際に、発生するであろう釣り糸の結びの種類を紹介します。
本シリーズの趣旨は、釣りの初心者さんや、管理人のような根っからの釣り吉とは言えない中級レベルまでの方を対象に、参考となるような情報を提供することです。
今回も基本色の強い内容になりますので、釣り達者な方にとっては退屈な内容かもしれませんが、その点は予めご容赦願います。
なお、胴突き仕掛けを使った釣法についてお探しの方は、本編の最後の方に紹介記事を記載しておりますので、そちらの方を是非ともご覧頂ければ幸いです。
釣りの種類や状況に応じた釣り糸の使い分けを知る!!
テーマ【5】
基本的な釣り糸の結びの種類を知る【胴突き仕掛け編】
釣りを始めるには、まず魚を釣り上げる為の仕掛けが必要です。
仕掛けの種類は多種多様であり、自分で一から作らなくても、仕掛けそのものの完成品として販売されているものもあります。
今回紹介する胴突き仕掛けについては、特に仕掛けそのものを購入して使用される方が多いのではないでしょうか。
仕掛けには概ね道糸とハリスという釣り糸が使用されており、これらは釣り針や仕掛けの連結部と結ばれています。
ここでは、際釣りやチョイ投げなどに使用される胴突き仕掛けについて、もっとも一般的な仕掛けを具体的に例に挙げて、釣り糸が結ばれている部分がどのようになっているのかを見てみましょう。
上の図は海釣りにおいてロックフィッシュ(根魚)を中心に狙う際の、基本的な胴突き仕掛けと、釣り糸の結び部分を示しています。
この仕掛けでは、リールのスプール部を含めて4か所(サルカンは上下で1か所とし、スナップ付も合わせて1か所)の結び目が存在しています。
それでは、一つづつ、確認していきましょう。
①スプールの結び、①サルカンの結び
スプールはリールの糸巻きの部分で、ここに道糸を巻いておきます。
道糸の巻き始めには、スプールに道糸の端を固定する必要があるので、釣り糸を結ぶ必要があります。
サルカン(スイベル)は、糸と糸を繋ぎ合わせる際の連結部の釣り具となっています。
糸と糸を直結するよりも、サルカンを使うことにより、手軽に糸を繋ぐことができ、また、サルカンは別名ヨリ戻しと呼ばれていますが、糸のヨレを解消する道具としても働いてくれます。
また、ここではスナップ付サルカンへの連結も行っていますが、スナップを使うことでオモリの種類や重さをいつでも簡単に交換することが可能になります。
この2種類は同じ方法で結ぶことが可能で、最も手軽で基本的な方法は【ユニノット】と呼ばれています。
【ユニノット】をご覧の方はコチラ
さらに最も迅速かつ簡単なサルカンの結び方である【クリンチノット】という方法もありますので、こちらについても紹介しておきます。
②エダスの結び(出し方)
エダスというのはモトス(幹糸)の途中から出ている、枝分かれの糸のことです。
胴突き仕掛けでは枝針を使いますので、エダスを出す必要がありますが、これを出すためには、モトスとエダスを結ぶ必要があります。
エダスにはモトスより細めの糸を使い、エダスの先に針を結ぶことで、複数本の釣り針を持つ仕掛けが作れます。
主に胴突き仕掛けや、サビキ仕掛けなどに見られる仕掛けです。
エダスを出す最も手軽で基本的な方法に、【8の字結び(エイトノット)】と呼ばれているものがあります。
【8の字結び(エイトノット)】をご覧の方はコチラ
③釣り針の結び
ハリスの端には釣り針が結ばれています。
釣り針の種類や大きさ、求められる強度等によって、様々な結び方が存在します。
最も手軽で基本的な釣り針の結び方には、【外掛け結び】と【内掛け結び】と呼ばれる方法があります。
【外掛け結び】と【内掛け結び】をご覧の方はコチラ
釣り糸を結ぶという作業は、釣りをする人なら誰もが必ず行います。
慣れてくれば意識しなくても自然と行えるようになり、今回紹介した基本的な結び方以外でも、仕掛けやターゲットに合わせた強度の違う結び方を覚えていく人もいるでしょう。
更に一歩進んで、自分なりの結び方を考案する人も珍しいことではありません。
ただ、今回紹介した結びの方法は、手軽で汎用性が高く、釣りの初心者・上級者を問わず、最も多くの人が使っている方法です。
まずは基本となるこの結び方をマスターし、釣りを行っていくうちに、釣り糸を結ぶことの重要性を肌で感じ始めたら、ケースに応じた更に強度の高い結び方のマスターへとステップアップされると良いでしょう。
胴突き仕掛けを使った釣法の紹介記事
胴突き仕掛けを使った釣法についても紹介していますので、是非ともご覧下さい。
【関連記事】
釣り糸の太さは、太いよりも細い方が有利!!: テーマ【1】
基本的な道糸を選択することから始めよう!!: テーマ【2】
ハリスに対する基本的な知識を深めよう!!:テーマ【3】
基本的な釣り糸の結びの種類を知る【ウキ釣り仕掛け編】: テーマ【4】
基本的な釣り糸の結びの種類を知る【投げ釣り仕掛け編】: テーマ【6】
以下にも釣り糸の結びに関する記事がたくさんありますので、是非ともご覧下さい。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは
エダスの取付けについては 別の方法もありますね。
①括りつけた針が外側に向くように 括ったエダスは数本纏めて針袋に入れて曲り癖をつけています。
(針が内向きになると釣果が落ちる気がします。 画像はブログにアップします)
②8の字結びだけでは外れたことがあったので 今は使っていません。
モトスとエダスを束ねて3回巻いて括ります。
念のため エダスの余り部分をモトスに2回巻いて端が解けないようにしています。
Yo1-chan 様
コメント有難う御座います。
Yo1-chanさんが言うように、エダスの取り付け方は、いくつも種類があります。
針が内向きになると釣果が落ちるというのもその通りで、ブログを拝見しましたが、ハリスに癖を付けるのも良いかと思います。
エイトノットは結びの基本で、初心者さんにお勧めの方法ですが、張りの強い太目の糸を使うと、抜けやすくなるデメリットがありますね。
エダスの抜けを防止するのにも色々と方法がありますが、余りをモトスに巻く方法もあれば、ハリス側に巻いてエダスの張りを強化させる方法もあります。
釣りに習熟された方であれば、自分なりの方法を考案されている方も多そうですね。
ガチろっくん